スーパーヒーロータイム
デカレンジャー
一気に引きずり込まれた第一回の放送がついこの間のことのように・・・。
今回ほどメンバー一人一人の個性が生きた戦隊モノは、少なくともオレが見てきた中では見あたりません。
印象に残ってるベスト3を挙げるなら、
一番はやっぱり第13話。余分な説明は無用。ボスの百人切り&お姫様だっこが素敵すぎた例のアレ。
次は、男・ホージーの葛藤をハードボイルドに描いた第37話。朝から子どもが見るモノではないと思ったけど。
そして、メンバー思いなセンちゃんと、デカレンの妹的存在・ウメコとの友情を描いた第46話。センちゃんの背中にオレの目指すべき「お兄ちゃん」像を見た。
以上の3話に関してはまじで、オレの強靱な涙腺をも緩みっぱなしにさせるほど熱いモノがあった。もちろん、名場面は他にもたくさんあった。随所にちりばめられたジャスミンの小ネタには毎回笑った。4体のロボットもかっこよかったし、敵キャラは敵キャラで魅力的だった。
そして今日の最終回。
最高だった。クライマックスな感じをラスト二話で一気に高めてきたってのが本当にスゴイと思った。OPのナレーションや名乗り口上で、テツを「6人目の戦士」として扱ってたのにはウルっと来た。ラスボス・アブレラをジャッジメントするに当たって、ちゃんと手続きを踏んだ上で、ディーバズーカでデリートしたのが良かった。
「その後」の描き方も良かった。テツがノーマルバッチをつけて、正式に地球署の一員になったのが良かった。異星でファイヤースクアッドとして活躍するバンが良かった。そのバンが、新たなライセンスで変身の構えを決めたところで物語はおしまい。最後の最後まで最高だった。
デカレンジャーのおかげで良い一年だった。
来週から始まるマジレンジャーに期待!