ローレライ

ようやく見てきたわけです。あんまり良い話を聞いてなかったせいか、期待しすぎず、ニュートラル(?)な視点で見れたのではないでしょうか。
既に見た方々から、ストーリーを「はしょりすぎ」「説明不足」との声が多く聞かれましたが、オレもその通りだったと思います。小説読んでない人には浅倉と絹見の関係がわかりにくかったり、高須の登場が唐突すぎたり、結局ローレライシステムことパウラの特殊能力ってのは、水を介して相手の意志をよみ取る、、でいいの?とか、、、疑問が多いと思います。
つうか、アレだけのボリュームの小説を2時間弱の映画に集約するのはムリか。タッチを映画化するのと同じくらい。最初の3分でたっちゃん殺さなきゃみたいな。
でも、ドン亀乗りたちのやりとりはリアル(っぽ)くて、面白かったです。髪型のぞいて。浅倉の思想にも共感できました。アメリカに国を売るってとこを除いて。
MVPは命を捨てて灼熱の電池室に入っていったギバちゃん。次点は良い味だしてたミュージシャン組、クレバとピエール滝。かっこよかった。あと、パウラ役の香椎由宇さん、しっかりした顔して、声が超カワイイのね。イロイロ言われたいわ。
・・・
もーね、だからこの際、特撮。今回は特撮をガッツリ見てこようと思って行きました。
しかし、、「ガメラ」ではこの地続に怪獣が存在するかのように錯覚させてくれた樋口特撮も、無機質な潜水艦相手じゃ空回り感が。。
樋口監督にはやっぱ怪獣を撮って欲しい。今度は是非「大魔神」(怪獣でも無いが)を!