その3

今日もおつかれ、おれ。一日の締めくくりに、タバコに火をともす。やり場のないこの思い、煙に乗って、あいぼん様に届けと。
整形だろうが巨乳だろうがタバコ吸ってようが堕胎手術うけてようがマリーアントワネットの生まれ変わりだろうが、プライベートでは何やっててもいいけど、そこをうまいことにおわせないで未熟な男子を騙し切るのがプロのアイドルだと、おれは思っている。極端な話、アイドルはそこさえしっかりやってくれていれば、おれはそれで良かった。
グラビアアイドルがテレビ番組で男性遍歴を赤裸に暴露し、アイドル歌手は楽曲の作詞を自ら手掛ける、もちろん一人称は「僕」。こんな、だーれも相手にしてくれん感にみち満ちた現代のアイドル界において、ハロプロ、特にあいぼん様は最後の砦だと思ってたのに。
バレちまっちゃあしょうがねえ。