だが、おたくではない

本には折れ目をつけないとか、ディスクを扱うときには細心の注意を払うとか、フィギュアは絶対に箱から出さないとか、どうしても箱から出したい(触れたいw)逸品、が出たときにはバックアップ(保存用)を必ず買っておくとか、そういうことやっている俺のような人間のほうがむしろ少数派だということに気づいたのは最近のことで。それはただ俺が潔癖性だったってだけで、グッズ(または音楽ソフトゲームソフトのグッズとしての価値)などにあまり執着せずに音楽もゲームも「落として」済ませ、買っても車の中や部屋のその辺に積み放題、傷が付いても気にしない人たちのほうが多いのだろう。そりゃそうだ、そのほうがたくさん消化できるし、合理的だ。生活に根ざしているという意味では真のおたくと言える気がするし、世界はそれをおたくと呼ぶんだろうな。
俺は真のおたくになりたいわけではないので(いや、なりたくないな)どうでもいいのだが、どっからがおたくでどっからがちがうとか冷静に見れているうちは真のおたくではないってことだ。