アウトドア

近頃ライトオン(ジーンズメイトみたいなとこ)とか行っても、ちょっとね、意味の分からない服が多いんですよ。首元にちょっと紐の付いたTシャツとか、ネルシャツにちょっとフードの付いたやつとか、それぞれ機能的に何の意味もないワンポイントですよね。
じゃあといって、機能的に普通のTシャツなら何でも良いってわけでもなくて。例えば、サーフィンやらないのにサーフブランドのTシャツとか着るの嫌なんですよ。あと、何気ない英語のメッセージが入ったTシャツとかも、うっかり変なこと書いてあるかもしれないと思うと怖くて着れないし、、、
要は、意味の分からないもの=機能的な必然性が無かったりとか/人に何か聞かれたときに自分でちゃんと説明できないようなものとか、を、身に纏いたくないんですよ。
となるともう、本当に、普通のネルシャツとか無地のTシャツとか、柄が欲しけりゃ怪獣やアニメのイラストが入ったTシャツとかしか着れなくなってしまうわけです。まぁ、こういったちっぽけなこだわりがこじれてこじれた果てにある「おたくファッション」っていうのもあるんじゃないのかと、そこはちょっとした発見なわけですが。
だけど、そんな悶々を経て、ここ数年で俺が出した一つの答えがあって、それが「アウトドア」なんですよ。アウトドアっぽい格好って良いですよ。
何が良いって、、ちゃんと意味があるんです。って言うか、人は外に出た瞬間からアウト(外)ドア(屋)ですから。別にガチの雪山に行ったり野宿をしたりしなくても、外に出た、その瞬間に意味が発生するわけです。。
最近は日本の気候も厳しくなってますし、特に俺のような出不精で汗かきで冷え性の人間にとっては何気ない外出こそがサバイバルになることだってあり得ます。
色も奇抜なのが多くて良いし。
なので、ここ数年のオシャレ部員としての俺のテーマは「アウトドア」なんです。

で、先日も奇抜な色のアウトドアっぽいスニーカーが欲しくて新宿をブラブラしていてすずちゅうで見つけたのがこれ。目と頭が悪くなりそうな発色と30%引きの値札、そして「タカオ」という名前に引かれて即買いしました。
これ、帰ってよく調べてみたらナイキが高尾山のハイキング用に設計した靴ということが判明。ナイキが高尾山の靴作ってるって、なんだか凄くないか?いや、高尾山も今や世界的に有名とか言われてるみたいだけど、あんなのは京王グループがでっち上げた話だと思ってたから。こういうことがあると、本当なのかもな〜と、ちょっと思う。京王沿線に生きるものとして嬉しくなりました。