パーリピーポー

久々にタワレコに行ってきた。新宿のタワレコは良い。かたくなにハロプロコーナーを守りつづけているところが良い。しかもレジ横。良い。
しかし棚を見ると「このアーチストのCDはインディーズのコーナーにございます」だの「Jラップのコーナーにございます」だの「Jレゲエのコーナーにございます」だのと、俺にはどっからがラップでどっからがレゲエなのかわからないので、すごく無駄なジャンルわけに思えて仕方ない。もしかして、大半のショ・ミーンたちは俺と同じようなレベルなんじゃ・・・なら「邦楽」で全部いっしょにしたほうが売上が上がるのでは?などと老婆心ながら思ってしまう。
まあ、近年の「洋楽っぽい(遜色ない)邦楽」の増加に伴って、ジャンルも細分化するのが時流なのでしょう。俺なんか「洋楽っぽい(遜色ない)邦楽」聴くんだったら洋楽聴けばいいじゃんと思ってしまうのですが。
そんな中、最近の「日本独自の大衆音楽=歌謡曲」の復興は喜ばしい限りであります。特にアイドル界においては(スマップ以外の)ジャニーズの活躍は胸のすく思いであります。
しかしこれも、一連の小室作品やスピード、宇多田ヒカルらの登場によって作られた「洋楽っぽい」流れとはまったく逆行して展開されたハロプロつんく)の活躍が大きなものだったのだろうと、今になって改めて思います。(あと、マツケンサンバも)
結局ハロプロ賛美かよ・・・といった感じかもしれませんが、これは事実だから仕方がない。ハロプロが死ぬときは歌謡曲が死ぬときです。彼女らがいるうちは歌謡曲は死なない。
謡曲にはいい意味で洗練されてない(ダサイ)、粗削りな魅力があります。歌謡曲の更なる繁栄を祈ります。

謡曲とはちょっと違うけど↓

I LOVE PARTY PEOPLE(DVD付)

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すごくいいダサさです。
韓国や香港のポップスにDJ OZMA綾小路翔)が日本語の詩を付けた曲が大半なんだけど、これを聴くと、今、韓国や香港のポップスって、日本でいうところのバブル期のあたり(おニャン子、吉川、光GENJI)にいるのかなーなんて思う。これがもし日本のポップスと同じような道を歩むのだとしたらちょっと寂しい気もします。
韓流ブームも一段落し、韓国のCD中古で叩き売られている時期だからこそオリジナルを聞いてみよう。と思った。