じっくりすぎるのもアレな例

でも待った分だけおいしいのもまた事実。

苺ましまろ 6 (電撃コミックス)

苺ましまろ 6 (電撃コミックス)

素晴らしく面白かったです。
わたおに」でばらスィーさんに出会ってからずっと読んでるわけですが、読み始めた頃はこっちが求めているものとしても送り手側の置いている比重としても、まだ「萌え」部分が大きかった気がします。要は一部のファンのみが喜ぶ漫画だったと思います。
それが回を重ねるごとにキャラクターの描き方が良い意味で記号っぽくなってきて、かわいいんだけど気を散らせないかわいさが完成したとでも言うべきか、これがギャグ(一般人も笑えるギャグ)と共存しうる最高レベルのかわいさなのではないかなと。昔はもっとふわふわモコモコ書き込んでた気がするから。今ならプリキュアの時間帯にアニメやっても、子供たちに受け入れられそうな気がします。(もちろん、受け入れられたらそれはそれで複雑なのですが。)
最短距離で笑いを取りに行く感じが心地よいです。関西弁をあまり使わなくなったのもうれしいです。
読み返してみると、素直に「萌え」ていない奴のコメントみたいでいやだけど、ちゃんと萌えています!ちいちゃんの「ミョイ〜ン」が、「サノバビッチ!」が、、いや、全編良い!ちょっと、ばらスィーって神なんじゃないの!?