底辺の娯楽

キノコカットに誘われて、20日のヤクルト×日本ハムのオープン戦を見てきました。さらに出発前に弟から電話がかかり、弟も合流して変則パーティに。これはなにやら笑顔の予感が!

野球なんて5年ぶりくらいに見に行った。神宮球場は9年ぶり!さらに神宮球場のデーゲームとなると、93年の日本シリーズ以来だから17年ぶり!いや〜こみあげる隔世の感。。。
さすがにこれだけ経つといろいろ変わってて、まず神宮キレイになったなと。昔は残飯とカップ酒と立小便のにおいがどこからとも無く染み出してて、売店周辺は官能的なフレイバーで胸いっぱいだったのに、売店もスタンドも球場もきれいに改修されてました。電光掲示板に打率が出なくなったのは少し残念だけど。
あとは、日本ハムってこんなに人気あったっけ?とか、ヤクルトってこんなに人気無かったっけ?とか、今の応援歌、松本秀一郎の使いまわしだった!とか。小規模なノスタルジーに浸ることができました。
WBCとは無縁なアングラ感も、(日本の)プロ野球観戦という娯楽の真髄です。WBCの会場にいても確実にインタビューとかされないであろう、もれなくテレビ的にNGなスタイルを貫き通すハードコアな客層。
ヤクルト応援団に至っては「えー今日、日本は負けちゃいましたけどね、そろそろガイエルがホームラン打ってくれますから、こっちは盛り上げていきましょう!この回もご声援よろしくお願いしますー!」ときた。WBCの結果といい、ガイエルへの根拠無き妄信といい、ヤクルトに夢中すぎて何一つ現状を把握できていない感じ。あんたこそ侍ジャパンだよ!
試合はとてもじゃないけど面白いとは言えない展開だったけど(二岡も出ないし)、上記のように試合以外は100点でした。
試合終了後は弟と別れ、神保町まで出て散策。東京ドームの売店と古本屋とカード屋を巡って、ハンバーグを食って解散しました。
東京ドームで買った西武の帽子を目深にかぶって、ハンバーグ屋で清原の野球カードコレクションを広げ、ゲラゲラ笑うキノコカット。昔からやっていることは変わらないはずなのですが、どこと無くガイキチ染みて見えるのは、他でもなく重ねた年月のせいでしょう。
どうりで、俺たちももう26。だれそれが結婚したとか、大橋のぞみは天使とか言ってる場合じゃないのはわかっていながら、天使なのだから仕方ないのが現状な俺たち。

明日はどっちだ!?