フレッシュプリキュア終了

転職したこともあり一年間通してしっかり見れた。リアルタイムでほぼ全話を視聴できたのは無印以来である。だからこそ、しっかり感想を記録しておきたいのである。
放送前の設定画では今までのプリキュアに無い頭身からくる違和感に不安を覚えながらも、序盤からから泥臭い戦いを見せるピーチたちを名立たるプリキュアオールスターズの一員として迎え入れるのにはさして時間がかからなかった。
新要素として光った、これまでに無かった胸を強調した衣装や、善と悪の間で揺れるイースの執拗なまでの心理描写、その他あからさまに大友狙いな演出の数々。賛否あったが、自分はかえって気持ち良く見ていられたクチだった。
そしてそれら全てがイースの改心→キュアパッション誕生というプリキュア史上最高の中締めに収束して行くという物語運びの妙!正直いって、ここまで盛り上げてくれるとは思っていなかった。

しかし、

それだけに、夏以降、それまでの盛り上がりが嘘のように、目に見えて投げ遣りになっていく物語が見ていて歯痒かった。
結局、送り手も視聴者も、みんなイースの改心までで一旦の完結を見てしまっていたのだ。だって、最後まであれ以上の盛り上がりは無かったでしょ。。。
それに、やっぱ四人になると個々に見せ場を作ってくのも難しいし、メンバー同士の関係を見せていくのも難しい。そんな四人になった中での、間延び感は見ていて辛かった。
ならば、イースの改心をクライマックスに持ってくれば一年間の物語運びも全然違ってきただろうか、とかも思うのだけど、半分はおもちゃのCM的な要素で占めざるをえない子供番組の事情(バンダイの事情)は理解しているつもりなので、ここを攻めるのは野暮ってもの。ここはひとつ、たとえ半年間であっても最高に楽しませてくれたということでよしとすべきなのだろうか。。。
ただ、惜しい!あの三人のバランスが良かっただけに、プリキュアサンバルカンをやってくれると(勝手に)信じていただけに、惜しい!
ああっ、歯痒い!とにかく歯痒かった!でも夏までは最高だった!
ハートキャッチが始まるまでは悶々と過ごします。

ついでだけど、シンケンジャーは来週最終回を迎える。ライダーの番組改編がない分、少し物足りない二月である。