CRAZY(GONNACRAZY)

すごく良い意味でだけど、やっぱちょっとおかしいんだよこの状況。野球で例えるなら、同じ時期、同じリーグにイチローあずにゃん)と落合(ブロッサム)と張本(マリン)がいて、みんな四割越えでシーズンを折り返す、、、みたいな状況でしょう。
もう、寝ても覚めてもハートキャッチとけいおんの行方に思いをめぐらす毎日。放送第一回目から圧倒的、、というか奇跡的な面白さを保ち続けるこの二作品の勢いは、7月に入ってもまったくとどまることを知らない。
ハートキャッチに関しては散々触れたので言わずもがなだけど、特筆すべきは先週のけいおん。いや、ゆいあず結成の回からの流れの中で、、と言ったほうが正しいか。とにかくここにきて、梓の魅力の本質にようやく気づけたことが個人的に一番大きい。
いままで俺は幼児体型だとか、日焼け跡だとか、アイスキャンデーペロペロだとか、要は上っ面だけのイメージで、梓をただの1ロリキャラとしてしか見てこなかったことが本当に恥ずかしくなった。
実は梓の日々の言動ってむしろ「ロリ」とは真逆のベクトルのもので、、だって、あの軽音楽部で一番気を使って場の空気をコントロールしているのは梓なんだよね。虎の子の後輩部員なんだから、本当だったら蝶よ花よとチヤホヤされる立場なはずなのに、各々が実に自分勝手に振舞うあの集団にいると、まとめたり方向修正したりが自然と出来る梓は、一番年下にしてみんなのお姉さん的なポジションにすっぽりはまってしまう。いや、遠目に唯を見て目を細めるその表情は、もはやお母さん的なものすら感じさせる。
でもやっぱ見た目はガチロリだから。小さな体に、無限の包容力。結局このギャップって言うことなのかね。。ちょっと深すぎるわ、梓は。もうちょい思いをめぐらせてみよう。
あと、二期けいおんで梓と並んで重要なのは何といってもムギとみんなの心の距離の変化、特に、みんなとの心の距離を詰めようとするムギの頑張りだと思ってるんだけど。今週の(さっき見たばっか)がまさに象徴的だったので、また日を改めて書きます。

けいおん! 1/8 中野 梓 (1/8 PVC塗装済み完成品)

けいおん! 1/8 中野 梓 (1/8 PVC塗装済み完成品)

眺めてると自然と眠くなってくる。まるで弥勒菩薩像のような、慈悲深い微笑を湛えた、ありがたい一品。