夏は往く

岐阜〜南信州、軽自動車の旅。期間は12日未明〜15日未明。
リア充ツジノと行くこの貧乏旅行もおかげさまで3回目となりました。第1弾は北陸、第2弾は近畿と攻めてきました。尾骶骨を壊死寸前まで酷使しながらも、古着やCDやフィギュア漁りがメインになりながらも、【ろくに下調べをしない】【高速を使わない】【宿を取らない】というルールの下に旅をする分、食に文化に風景に意外な出会いがあり、旅行としては大変有意義なものでした。
さて、今回のテーマは「日本のチベットを探せ」です。「日本のチベット」という言葉は『ゴジラ』と並ぶ怪獣映画の金字塔『大怪獣バラン』において東北地方(北上川流域)の未開地区を指して使われたえらく失礼な呼称ですが、これをヒントに、現在の日本でもっともチベットなとこはどこかと、高度情報化社会という言葉すら小さな過去のものになっているこの平成日本にも、未だに取り残されたチベットなとこがあるなら行ってみようと、いうことになりまして、「道が舗装されて無さそうなトコ」「冬場のタンパク源に虫食ってそうなトコ」「地デジが届いて無さそうなトコ」の三点にポイントを絞って協議を重ねた結果、みごと暫定チベットを勝ち取ったのが【岐阜県】でした!
岐阜の人には申し訳ない!けど、一般的な関東圏の人間が岐阜県に対して抱くイメージってこんなとこだと思うんだ。あといいとこで「熊田曜子の出身地」とか。

一日目(高山市〜宇津江四十八滝)

12日早朝に東京を出発。主に移動の一日。甲州街道をぶっ飛ばして諏訪辺りまで行き、そこからは適当に標識見ながら岐阜っぽい地名を目指す。
途中、色々寄り道しながらも夕方ごろ高山市に到着。風呂探してたら景色の良さそうなところがあったので寄ってみる。「四十八滝」って、日本各地に結構あるようです。四十八って仏教的にとか、何か意味のある数字なんだろうか。相撲の決まり手も四十八手って言うし、AKBの48もここから来てるのでは。

お、天然記念物のアレがいる!?まあ、思ったとおり、あんまり動きのある生き物ではなかったけど、初めて見た。

上から、セルフモザイク→山篭り修行→アヘ顔ダブルピース→絶景。

近くの温泉で食べた朴葉味噌焼き定食。コンビニのパンばかり食べていた体に味噌が沁み渡る。
この日はこの温泉の休憩スペースで一眠りして、未明に白川郷へ向かった。

二日目(道の駅・飛騨白山〜白川郷合掌集落〜岐阜市岐阜城

道の空いてる深夜の時間帯にしこたま距離を稼ぐ。未明には白川郷に到着、ぐるぐる回ってみたものの、明かりが無いとただの気味悪い廃村みたいな感じだったので、日が出るまで程近い道の駅で仮眠を取ることに。


道の駅白山には無料の足湯があった。でかいカブトムシもいた。
  

岐阜市岐阜城